「パートナーに対して、不平不満のある人へ。」−3&4

◆なぜ、あなたは感謝したくないんでしょう?

前回、いくつかある解決案のうち、一つをご提案しました。
それは、
◆“相手と自分とは同じだった、と気付く事。”


・・・そうです。
相手は、あなたがどれだけ優しくしてあげたり、励ましてあげたり、
愚痴を聞いてあげたり、力になってあげても、徐々に感謝さえ
してくれなくなり、当たり前のようになっていきます。

それどころか、不平不満や、八つ当たりっぽい事まで言われてしまったり・・・。

一方あなたは、「人の痛みが分かる人間であり、人に迷惑を掛けず、人には優しく・・・。
そんな風に生きていたら、いつかおてんとさまがちゃんと見ていて、私は報われる・・・」

そんな思いで生きてきたのに、相手からワガママに振舞われ、不本意なはずです。

おてんとさまに向かって、「ちょっと!どういう事よ?!フェアじゃないじゃない!」と、
クレームを付けたいような、不平不満に満ちた気持ちにもなるというものです。

この時の、2人の不平不満の内容(気持ち)は、全く同じです。

どんな種類の不平不満かと言うと、
「もっとちょうだい、もっとちょうだい、まだまだ足りない!」
「そんなやり方じゃダメ!だけど、どうして欲しいかは教えない」


・・・相手は、あなたの優しさや助けに対して、不平不満を。

一方あなたは、おてんとさまに対して同じ種類の不平不満を
抱えていると思うんですよね。

『おてんとさま』という言葉は、便宜上使ってみましたが、
具体的に言えば、自然、太陽、社会、知り合いでは無い人々、
先祖の努力の上にある今の日本の繁栄、親が自分のために
費やしてくれた養育費や学費などなど・・・。

実は お恥ずかしながら、昔の私・・・、
これらの恩恵を、すべて当然のような顔をして、平気で受け取って生きていました。

共依存にハマっていた頃の私は、「感謝している」と言いつつ同時に、
『自分だけの力で踏ん張って今日まで生きて来た。私は誰の力も借りていない、
迷惑をかけてない!』と信じていました。

誰にも世話にならずに、自立して生きている、と。

全く厚かましいにもほどがあるなぁ、と、今なら思うんです。
(でも、昔はそうは思えませんでした。)
当時の自分を振り返ると、恥ずかしくなります。

だって・・・。考えてもみてください。
今このメルマガ原稿、打つのに使っているパソコン、マウス。
バッグ、服、サイフ。家、お金(=印刷された紙や製造加工された金属ですよね。)
・・・果てはコンビニで買ったおにぎりまで。
身の回りに何一つ、自分一人の力で作ったものなどないのです。
作れと言われても作れません。発明出来ません。

例えば今着ている、このメイド・イン・チャイナの服。
まず、中国奥地の人達が畑を耕し、綿花を育ててくれました。
彼らの人生にだって、つらい日もあります。けれどもそれでも仕事をしてくれたから、
綿花が収穫出来たのです。

それを紡いで糸にした人、布にした人、デザインした人、縫製した人、染色した人、
トラックで運搬した人、船で日本に運んでくれた人・・・。
彼らの人生にも、家族が亡くなった日、恋人に去られた日、
高熱を出しながらも踏ん張って仕事をしてくれた日があったはずなのです。
こうやって何百人もの人の手を経て、私の元にやってきた服なんですよね。

でも、私はその事の真のありがたさに気付いていませんでした。
(いえ、正直に言えば、絶対に気付きたくなんてなかったんです。
だって、自分が世界で一番不幸でいたかった・・・
アイタタタ〜〜!(>_<)自分で書いてて、ホントイタイ・・・。)

ですので、「お金払って買ったんだから、文句ないでしょ!あなた達だって
それが仕事なんだし、お金が欲しくてやったんだからそれでいいじゃない!」
と、大きな顔をしていました。

・・・たとえ私がいくら大金を持っていたって、多くの人がそうやって
それぞれに自分の持ち場での仕事をしてくれなければ、
現実には、私は服一着 手に入れられません。
私は綿花を作れないし、作る土地も技術も持ってないし、糸も布も作れない、
縫製用の機械も持ってない、運搬トラックもない。

なのに私は、自分一人で、誰の力も借りずに生きてきた気になっていました。
(もちろん無意識的に、です。ハッキリ自覚できていたわけじゃありません。)
そして、心の中で毎日のように、疲れながらボヤいていました。
「何で私の人生、損ばっかりなの!貧乏クジばっかり!もう嫌だ!」
「誰も私に感謝してくれない!」
「自分ばっかりが人に与えて、人は私に何もしてくれない!」
「こんなにしてあげても、不満ばっかり言われる!」


ひゃ〜〜(滝汗)。


書きながら今、赤面しちゃってますが・・・(///)
(「私も同じだわ〜(同じく滝汗)」というアナタ!も〜〜、
今すぐ握手しに行きたいっ!お仲間ですネ〜〜!)


さてさて。
・・・「分かってても、社会から与えてもらっているものに感謝できない。」
こう感じたかたは、一度こんな風に自問自答してみてください。
「なぜ、私は感謝したくないんだろう?」

心理学では、『〜出来ない』と思う時は、本心(深層心理)では
『〜したくない』という風に思っているのだと捉えます。

・・・「もしも私が、感謝したくないとしたらなぜ?」
こんな風に仮定して、ご自身に問い掛けてみて下さい。
思わぬ答えが見つかるかも知れません。


さて、つづきです。
・・・昔の私は、ただの一度も、コンビニでおにぎりを買う時、
『これを早朝から起きて作ってくれた人がいる』と考えたことがありませんでした。
まるで全てオートメーションのマシンで、『おにぎり』というものが何もないところから
生み出されて出てくるような感覚で それを買っていました。

でもホントは違うんですよね・・・。
どこかの国の誰かが、88日掛けて暑い日もしんどい日も休まずに、
手間ヒマかけてくれたお米です。
海苔だって、包装フィルムだってみんな、どこかに住む誰かのおかげで
用意されたものです。
でもその有り難み、ホント分かんなかったですよ・・・恥ずかしいです。

当たり前みたいにそれらを受け取っておきながら、
多くの人の上に自分の生活がある事に気が付いていない。
頭で知っているつもりで居たけれど、心では全然 『理解』できていませんでした。
当たり前と思ってるから感謝しない。
感謝するという発想さえない。
そして「まずい」「高い」と、不平不満と文句ばっかり言っていたのです。

地球上のタダで手に入るものを、当たり前のように利用して今日まで生きてきた私が居ます。
でも人生があまりにもつらかった時には、生きている事にさえ感謝を感じられなかったので、
全てが『当たり前』でした。

で、自分の深層心理をどんどん掘り下げていくと、「つらいから感謝できない」
「感謝したくない」と泣きながら怒っている自分が出て来ました。


さてさて。あなたの場合は、いかがでしょうか。
過去の恋愛では、いかがだったでしょう。

あなたとの関係の中で、厚かましく自己中心的かつ依存的な相手は、
実は心の奥底・深層心理で、「つらいから、落ち込むからあなたに感謝できない」
「感謝したくない」と泣きながら怒っています。
(表面ではあなたに対して威圧的であったり、冷淡であったり、
ワガママ、自己中で、ケロリとしていたとしても。)

あなたの優しさに対して。
ギブに対して、テイクばかりで、お返し出来ていない自分の事が、
惨めで情けなくて、嫌になってしまうのです。
どんどん自己嫌悪を強めてしまうのです。

だからあなたのほうが、まず相手の事を理解してあげる必要があるんです。
なぜなら、2人の関係の『鍵』を握っているのは、あなたのほうだから。
コントロール権を持っているのは、あなただからです。

優勢の側(あなた)が態度や考え方を変化させる事で、『ギブとテイクのバランス』を、
フィフティ・フィフティに近づける工夫をする必要があるのです。

ひとまず、解決案は、『相手と自分は同じだ』と気付き、認める事。
そうしなければ相手を卑下する、見下すのをやめられません。
あるいは、『私のほうが正しい』という思いを手放せません。
手放せない限り、相手はひねくれた態度・依存的な態度のままでしょう。

誰だって、上から「あなたは間違っている」という態度を取られると、
薄々自分が悪いと分かっていても、従いたくなくなるものだからです。
(ただ、気付かずに見下したり、正しさを振りかざしているケースも多いものです。
それにはまず、ご自身の隠れた気持ちに気付くところからスタートです。)


「でも、依存的だったり理不尽なワガママさは、許せません・・・!」
「やっぱりどうしても見下してしまうし、腹も立ちます・・・!(>_<)」


え?うんうん、そうでしょうネ。過去の私も、もちろんそうでした。

では、次回、この続きを書きます♪
次の新しい解決案もご提案しますので!


★質問です。この話を読んでどう感じました?
1:「なるほど。」  2:「すでにやってるよん♪」  3:「こんな事、人に伝えてあげたい!」


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