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『経営者の、数字のカラクリにハマっていませんか?』


今日は出版にまつわるお話を・・・。

最近では私のところにも、出版の話が色々とやってきます。
わざわざ大きな出版社の社長さんが連絡を下さったりもします。
読者さんからも、「本出さないんですか?」というリクエストを頂いたりします。
しみじみ、有難い事です♪

(ですが、現在『プロスタイル講座』の受講生のかたへのフォローやプロカウンセラーを育成する、
という事を最優先で考えていますので、出版は今すぐには考えてないです(^_^;)。)

で、話を戻しますが・・・。
やっぱネットの普及と共に、例えば「ネットで稼いだ成功者」の声やノウハウを集めた本、
雑誌なども数多く出版されるようになりましたネ。私も含め、一般の人間(ネットを使って
仕事をしている人たち)が執筆を依頼され、「こうすればうまくいったよ♪」というお話を書く
・・・という事がかなり身近になってきたように思います。

その中で・・・
知人の中には、こんな人たちも居ます。
「実は私、月にアフィリエイトで2〜3万しか収入ないんだけど、出版社のほうから
『月々30万以上を稼いでいる主婦』として原稿依頼が来ちゃった〜(笑)。」

話をよく聞いてみれば、最近では、なかなか原稿書く人も見つからないのか、
出版社の人も「稼いでないのは承知です、でも面白くて斬新な原稿が必要なんです。
ここはひとつ、カリスマネット成功者になりきって書いてもらえませんか?」って言ってくるらしく、
知人も「原稿料もらえるし、サイトのアクセスも上がるだろうから仕事だと割り切って 
この際ノウハウ書くけどネ!」という返事。

実は私は「その知人、けしからん!その出版社、けしからん!」と思うタチではあまりなく(^_^;)、
そこをどうこう議論する気は全く起こらないのですが、正直 相談者の中にはそういった出版物や
情報を鵜呑みにしたり、振り回されて右往左往しておられるかたが出てきているのも痛感しています。

で、これは、これから起業したいかたに向けたビジネスセミナーでも私がよくお伝えしている事なのですが・・・。

「とりあえず、何かで独立してみたいんです。脱サラしたいんです」
「もう誰かの下でいやいや働くのは嫌なんです」というかたへ。

まず最初にするべき事は、成功者や経営者、コンサルタントの開催しているビジネスセミナーへ
行く事ではありません。
成功者と知り合い、コネを作る事でもありません。

まずは、大きな本屋さんへフラリと立ち寄ってみてくださいナ。
そして、『小さな会社の経営方法』『小さなお店の開業マニュアル』『個人事業の始め方』
というようなタイトルの本を、まずは立ち読みしてみてください(笑)。

(※私がオススメしたいのは、『インターネットで稼ぐ方法』系の本ではなく、ごく普通の
開業マニュアルです。また、偉大な成功者が書いた成功哲学の本でもありません。
例えば『税務署への手続きはどうすればいいのか』『経理のしかた』『帳簿のつけかた』等が
書かれた、どちらかと言えば地味な本です。)

そして、立ち読みした中から、あなたがすぐに理解できる内容のものを一冊だけ購入してみて下さい♪
(一冊で十分ですよ!)

その本を読めば、『ビジネスの始め方』が分かります。
意外とカンタンだという事も分かります。
そして何より、『OL・サラリーマンが見落としがちな、事業主の数字のカラクリ』に気付く事ができるのです。

お勤めをされているかたの多くは、経営者の言う「数字」について、無防備です。
例えば、「年商2億です。」と言われると、ものすごいお金持ちをイメージしてしまうのです!

ですが・・・。(今現在、事業家のかたならご存知のとおり、)
「年商2億をたたき出すために、年間2億5千万円を使っている経営者は山のように居る」という事です。

では、この経営者の年収は?(※年商ではなく年収、つまり利益ですよ。)

・・・・・マイナス5千万円なんですよネ(^_^;)。

この金額は、サラリーマンで月収20万円のかたよりはるかに少ない・・・。
アルバイトで月収10万円のかたより少ない。
少ないどころか、年々借金が膨らんでおられる状態のかたという事です。

自分でビジネスをしている場合、扱う商品の金額が大きければ、当然年商は大きくなります。
(例えば、不動産や宝石、外車などを売買している場合です。)

1つの商品の価格が「1億円」だというだけで、動く金額が大きくなって当然ですよネ。

で、たとえばその1億円の家を、年間2件売れば、2億円。
これで「年商2億のビジネスをしている者です」と名乗れます。
逆に、100円ショップ等だと1つ売れても100円。年間に2つしか売れなければ200円です。
年商は小さくなります。

「インターネットで、ゼロから出発して今では月々100万円!」といううたい文句を聞いたときに、
ビジネスをされているかたは、「で?100万円をたたき出すために、いくら(経費を)使ってるの?
105万円じゃ話にならないよ?赤字じゃん。」という風に見ます。
ところが、ビジネスをされていないかたの場合、「すごい!100万円も!!!」と目を輝かせてしまうのです。
そして、もしもウェブサイト上に貯金通帳の入金明細写真などが掲載されていると、
その写真を見てそれをそのまんまそのかたの『収入』、つまり手にしているお金(手取り)なのだと
鵜呑みにしてしまいがちなのです。

でも・・・。
そのようなかたは、肝心な事を忘れています。

「月々100万円!だけどそれだけの売り上げを出すために、広告費には80万円を
使っているかも?!」←ここの部分・・・。
赤線二重チェック箇所です。

ここ(絶対に売り文句の中では書かれていないお話)を、お勤めされているかたは
見落としてしまいがちなのです。
お勤めされている場合、経費は会社の経営者が代わりに支払ってくれているため、
そこに意識がいきにくいのですネ。

また、広告費以外にも、ビジネスにはお金が色々と掛かります。
事業主(ビジネスをしている人)は、サラリーマンのかたとは違い、交通費・オフィス家賃・
水道光熱費・果てはトイレットペーパーから電話・コピー代、プリント用紙まで自分で
お金を支払わなくてはいけません。

サラリーマンのかたなら、会社でトイレに入った時、水洗トイレを流しながら
「またお金が出て行く・・・(ため息)」とは思いませんよね(^_^;)。
会社のトイレでトイレットペーパーを使いながら、
「ああ、お金が流されていく・・・(悲鳴)」とは思わないんですよね(爆)。

交通費は会社が持ってくれます。その他福利厚生・保険料等、会社が代わりに
支払ってくれている経費の額については、あまり考えずに仕事ができます。

という事は・・・?
今現在サラリーマンやOLをされていて、起業を考えておられるかたは、
「インターネットで月々100万円!」の後に続く、そこに書かれてはいない言葉を
シュミレーションする必要があるのです。

(※経営者は別に、人を騙そうと思って「月商200万円です」とか「年商2億です」
と言っているのではないんですよ?

(※私は別に、「ゼロから出発、インターネットで月々100万円に!」と
言っておられるかたを非難する者ではありません。むしろその逆です。ごく普通に、
まっとうにビジネスをされておられると捉えていますし、そもそも「月々100万円」
といううたい文句は、決して嘘でも誇大広告にもならないわけなのです。
つまりそれは事実であれば表現には何ら間違いがないのですネ。それに、まっとうに
インターネットを活用して情報ビジネスをされているステキなかたも、
山のようにおられます♪友人・知人もいます。)

(ただ、その数字の意味・読み方を知らないかたの場合、勝手にイメージ
だけを先行させて意味を取り違えやすく、つい早合点して「すご〜い!」と
思い込んでしまいやすいのです。ですので、この早合点と誤解をなくすためには、
経営者の数字について知っておくと便利ですよ、という事が言いたいのでした。)

ここで、経営者の実態をカンタンにお伝えすると・・・。
(一般的にですが、)例えば「エステサロンを経営しています。
月商で200万円です」という事業主のかたがおられた場合。
(経営方法にもよりますが、)手元に残るお金は、20万円〜40万円ほどでしょう。

200万円から、家賃・水道光熱費・人件費・広告費・化粧品の仕入れ代金・
機材のリース代金・交通費・社員の交通費・社員の福利厚生費・社員が使った経費・・・などを
差し引いた残りが、その経営者の『経常利益』、つまり『手取り』です。
(ここからさらに、税金が引かれます。)

ですので、例えばもしも経営者が初対面のかたに向かって「月商200万円です。」
と言って『代表取締役』という肩書きの入った名刺を差し出した時、
「え〜、すご〜〜〜〜い!!!」と大絶賛してくれるのは、実は正直サラリーマンや
OLのかただけなのです
(笑)。

同じ経営者のかたは、「はぁ、そうですか」という感じです。
「いくら儲けてるかは別」「ヘタしたらマイナスの借金持ちだな」
という事を知っているからなんです。

ですのでもしもあなたが、「これからビジネスをしてみたいな、
起業してみたいけどどうすれば?」と興味を持っておられるならば
・・・まず、『小さな会社の作り方』という本を立ち読みしてみて
欲しいというのは、そういう意味からなのです。

すると、経営者の、お金の計算のしかたが分かります。
(個人事業の場合、それは小学生がおこづかい帳をつけるぐらいカンタンです。)
そして計算の出し方を知った時に、もうあなたは『経営者が口にする数字のカラクリ』に
ハマらなくなるのです。イメージだけで、「すご〜〜い!!」と踊らされなくなるのですネ。

もしかして、今日の内容を読まれて『夢が壊れてガックリ・・・』
と思われたかたもおられるかも知れません。

けれども、もちろんそんな事はないのです!!
ご自分で経営をする、ビジネスを起こす事には、たくさんの素晴らしさがあります♪
そして私は、その素晴らしさ・面白さのとりこになってしまった一人です。
ですので、その楽しさや素晴らしさを一人でも多くのかたが享受してくださったならいいな♪
と思っています。

何より、お給料のように収入の上限がない、というのは最大の魅力ですよネ。
頑張ったら頑張っただけ、ちゃんと手にする事が出来ますものネ。

別にこざかしいテクを使わなくてもいいのです。マジメにまっとうに、
キチンと基本を抑えてやっていけば、結果は間違いなく付いてきます。
嘘だと思われるかも知れませんが、やったかただけが
「その話はホントだったな!」と納得されているはずですよん♪

そして・・・その『基本』とは??
「いかにもっと、相手の方(お客様)をハッピーにしてさしあげられるのか。」
ここだけです。

(この真髄については、次回ぜひお伝えしますネ♪)

「へ?顧客満足?そんなの当たり前の事でしょう?辻さんってば今さら何言ってんの、
そんなのタダのメルマガでも教えていらないよ(苦笑)」と思われたかたもおられるかも知れません。

けれども意外にも、この本当の意味・真髄を分かっておられない経営者は多いものです。
だからこそ、経営に伸び悩む会社が出てくるのです。

逆に言えば、この意味さえ掴めばど〜〜んな業界でどんなビジネスを起こしても、必ず成功します♪

手前味噌ながら私、今まで芸能界・出版業界・オフィス用品業界・医療業界・
日用品・サービス業界等、たくさんの業界でビジネスしてきて、ホントにつくづくそう思うのです。
(うまくいかなかったビジネスは一つもありません。その中で「基本は一緒だな」
と強く確信しました。

基本は一つ、あとは応用だけなのです。
(もちろん、カウンセラーのかたにもこれは当てはまります♪)

また、この真髄はサラリーマン・OLのかたが収入を増やすのにも応用できますよん♪
ではまた次回!
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 今日のまとめ
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 「経営者の言う年商は、サラリーマンやOLのかたの収入という
       意味とは違います。数字のカラクリに強くなろう!」
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               by; 辻 耀子 (ありのまま.com) 
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