前回は、『何かを手に入れたいなら、時には敢えて受け入れなくてはならない犠牲もあるよね』
というお話でした。
今回は、前回よりもはるかに大切なお話です。
人生のどの分野であれ、成功したいなら『絶対に』ハマっちゃいけない、重大な落とし穴について、
書こうと思います。
(ホント、どの成功法則本や恋愛本にも、このお話を一番最初の『まえがき』部分に、
「ご注意!」と大きな文字で書いておいて欲しいほどです。)
(そして私も過去、大きく打ちのめされた事のある失敗ポイントなのですよネ(汗)。)
それほど大事なお話なので、ビジネスやお金の話に進む前に、ぜひ登場させておきたかったのです。
ビジネスで「よし、いっちょ頑張るぞ!」と考えておられるかた、「カウンセラーになりたいな♪」
と思われているかた、もちろん「今の仕事をもっと充実させたい」というかたへ。
仕事の分野だけじゃなく、「結婚したいな」「ステキなパートナーと出会いたいな」と
思われているかたにも、この法則が当てはまるのです。必要なかたは、心して読んで下さい。
●2つめの犠牲
2つめの犠牲は、『これをすれば間違いなく不幸になる』という犠牲です。
それは、「納得のいかない事を妥協する」「やりたくない事・自分で誇れない事をしてでも成功する」
というケースです。
ちなみにあなたは、ご自分の名刺を差し出す時に、どんなお気持ちですか?
(学生さん、主婦のかた、フリーターや求職中のかたも含め、自己紹介する時に、
いつもどんな気持ちになっていますか?)
胸を張って、今の自分の生き様を誇れる感じ?
それとも、「何だかこの名刺出すの恥ずかしいな・・・」という感じですか?
全く同じ職業のかたでも、堂々と名のれる方、逆に恥ずかしそうに名刺を出される方、
色々で、興味深いです。
私は職業柄、そのかたが名刺を差し出し自己紹介をされる時の雰囲気や姿勢(胸の張り方)、
声のトーンなどを、つい観察してしまうという下世話なクセが身についているのですが(^_^;)、
なぜ、自己紹介の場で『自信なさそうに声が小さくなってしまう人』と、
『まっすぐに私の目を見ながら堂々としていられる人』とがいるのでしょう?
この差はどこから来るのでしょう?
・・・ちなみに、堂々としている人が、必ずしも立派な会社名や肩書きの名刺を差し出されるとは
限らないのです。自己紹介時の『堂々とした雰囲気』と『実際にその職業が社会的地位が高いか』
という事とは、全く関係がなさそうなんです。
時には、カウンセリングのクライアントさんの中には著名なかたもおられます。
なのに実際にお会いしてみると、テレビやDVDなどを通して知っていた時のご本人よりも、
ずっと後ろめたいような、オドオドした様子だったりする場合もあるのです。
この差には、『自分は何をしている人か?』という事の優劣ではなく、
『自分は格好いい生き方をしているかどうか?』という事が、とっても大きく関係しているのでは、
と私は思っています。
自分の職業や立場、生き方に対する、自己イメージです。
(納得の度合いとも言えます。)
例えば、創刊号で取り上げさせて頂いた、ある女の子のお話。
「顔のそれほど可愛くない女の子が、何が何でもアイドルになりたい場合」。
もしも彼女が「あなたの場合は美容整形が必要」だと言われたとします。
オーディションにて、思い切りハッキリと、です。
「でなければ、道はない」と。
(わ〜、考えただけでもこれはショックです・・・)
けれども彼女の「アイドルになる!」という決意は固かったとします。
そこで選択肢が出てきますよね。
「整形するか、しないか」。
(ちなみに、あなたがもしもこの立場だったなら?どうしますか?(^_^;)
します?
やめときます?
もちろん、正解・不正解はありません。
どちらを選んでもいいのですネ。人生はあなたの自由です。)
ただし。もしも女の子が整形手術を受ける事にものすごい抵抗や、格好悪いような
感じ、整形後の自分を誇れない感じがあるのに、整形手術を受けてしまったなら・・・?
彼女はのちのちとんでもなく後悔するハメになるのが、あなたにもきっとイメージ出来るのでは?
例え念願のアイドルになれたとしても、どれほど顔を褒められようとも、
そのたびに女の子の心の隅で、重苦しい感じが襲うと思うのです。
ずっと整形した自分を誇れないのです。
胸を張っていられないのです。
なぜなら、何だか自分で自分の事を「ダサい奴」「恥ずかしい奴」って思ってしまうからだと思うのです。
(たとえ周囲の誰もそう思っていないとしても、整形だとはバレていなかったとしても、
自分で自分に嘘はつけないですから・・・。)
でも逆に、もしも彼女の価値観が、「私は整形手術を受けてでも、アイドルになってやるんだ!
そこまでの揺るぎない信念を持ってる自分を、私は格好いいとさえ思う!」という考えの人だったならば?
そんな納得と決意のもと、彼女が手術を受けたなら?
この場合、女の子は、そんな自分を誇れます。
そして本当に夢が叶った時には、その充実感を、深呼吸と共にゆったりと味わうことが出来るのです。
自分に自信が生まれ、人生がバラ色に映るのです。
こちらの場合は、
「私のこの顔は、天然じゃなくて養殖モノよ?だけど気に入ってるんだ♪
手術をしてくれたお医者さんにも感謝してます!私は堂々と、整形美人だと名乗れます!」
という事を、堂々と言えちゃいます。
この女の子に彼氏が出来たとしても、「もしもあたしとあなたが結婚して子供が生まれて、
整形前の私とそっくりの子供が生まれちゃっても、ビックリしないでネ〜(笑)。」
というようなジョークまで言えちゃうかも知れません。
『何に格好よさを感じるか』。
ここに、正解はないのですネ。
いえ、私達一人一人、それぞれ違うのが普通であり、当たり前なのですネ。
(それが個性ですもの、私達のすばらしさなんですよね。)
そして、『自分は、これが格好いいんだ!』と思っている気持ちに従って、
納得のいく生き方を選んでいる人は、どこか威風堂々としていて、
格好いい雰囲気が漂うものなのです。
(もちろん、女性でも!一本筋が通ったような、芯の強さが醸しだされて、凛と格好よく見えます。)
何度も繰り返すのですが、『いくら社会から絶賛される職業・生き方』である人でも、
その生き方や主義が『自分にとって誇れない生き方』であれば、
その人はどれほど賞賛を受けたとしても、自分に自信を持てないままでしょう。
自分の生き方に関わるほどに重大な物事で、自分を曲げてしまう(=自分の誇りを犠牲にする)と、
その時、まるで自分で自分をドブの中に突き落としたような感覚が襲うのです。
こうなるともう、どれほど人から賞賛され、尊敬されようが、多額の収入を得ようが、
苦々しいような失敗感がまとわりついて体から離れてくれません。
もちろん、たとえどれほど好きな仕事に就こうとも、細かな事ではもちろん、
「嫌だけど我慢しなきゃならない」
「妥協しなければ」
「不本意だけど上司の命令だから従わなければ」
という場面は出てきますよね。
私のように自分でビジネスをしていても、それは同じです。
けれどもそれでも、『これをやったら、自分を誇れなくなる』という、
あなたにとってのギリギリのラインはあるはずです。
その時に、目先の事に捉われて「こっちのほうがトク」と行動すると、
必ず後になって大きな回り道をするハメになってしまうのです。しっぺがえしのようにネ。
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今日のまとめ
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「武士は食わねど高楊枝」(お腹が減っていようが、仕事がなかろ
うが、平然とつまようじを咥えながら武士の自分に誇りを持つ」も
正解、「傘貼り職人に転職してでも家族は食わす」という武士も
これまた正解。
要は本人が『どちらの生き方に誇りを持てるか?』
ここが人生上、最も大切な『幸せになるための基礎』。
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by; 辻 耀子 (ありのまま.com)
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