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『真実を見抜く目を磨き、カウンセラーとして一流になる♪』


前回の内容には、いつも以上に多くのメールが寄せられました・・・!

(覚えて下さってますか?「嫌なお客様でも神様なの??」というお話でした。)

今回は、感想メールをご紹介します♪
きっと、さらに目からウロコを落として下さるかたがいるはず♪

(Sさん♪)
「こんばんは。Sです。いつも読んでいます。
この間の「ムカつくお客さんがいる!」の回、すごくグサッときました。
私自身もこの質問の方と同じ気持ちだったからです。
今、私も自分におきていることが同じかもって思いました。

1月の途中から部署が変わり、四苦八苦して仕事をしていましたが、ある上司から
ミスを指摘され結構ムカッときました。

私自身もまさに「片方があれば片方が下がる」のイメージがいつの間にかできていたのだなと思いました。

そして、土日の休みの間にふと気づいたのは、私が必死に国税へ提出する書類を作成していて、
ある書類が遅れていることに気づきました。
それをその上司に聞いてみると、なんとその書類を出さぬまま持っていたことを思い出しました。

私にはミスを指摘するけれど、自分は謙虚に謝らない人なのだと。
正直、ばかばかしくなってしまいました。
その書類の始末書を書いたのは私です。
それも私の責任にして。

そんなことありなのか?

本当にこの回を読んで、自分がこんなになる必要などないのではないか?と本当に思うようになりました。

今仕事が手一杯で週2日私の助っ人が来てくれているのですが、その人からも
「週4日から週5日にして、お給料を増やしてもらいなさいね」と言われますが、
今までは自分の心の中は「言っても無駄だ。自分は我慢するしかない」
と本気で思っていました。
下記のように思っていたからです。

>「自分は、人から馬鹿にされるようなレベルの人間だ」
>「自分は嫌な態度を取られても我慢するしかない」
>「いつも自分が損をするんだ」というような自己イメージを抱いている
>人は、『そんな自分を思い知らされるような体験』に遭遇すると、
>思い切り傷つき、気持ちがグラグラに揺さぶられます。

でも、本当は自分も楽しいことしたいし、もっと生き生きとしたい。
何で自分は本当にしたいことを後回しにして我慢大会をしているのか?
なぜこのような行動を私が取ってしまうのか?
わからないのです。

勝手な基準を自分で作っているだけなのかもしれません。
その基準から外れて自由になったっていいはずなのに。

今回はこのようなことを考えさせられました。
おかげで少し自分を労ってあげられそうです。
ありがとうございました。
お仕事全て応援しています。」
(ここまで)

辻より:Sさん、メールありがとうございました。
私の事、いつも応援して下さり本当に感謝です。私ももちろん、Sさんの事を応援していますヨ〜!
──────────────────────────────
さてさて。
『何で自分は本当にしたいことを後回しにして我慢大会をしているのか?』
このくだり、インパクトありました!!

どうやらSさんには、Sさんなりの心の法律があるみたいです。
禁止条例みたいなものが。
だから我慢しなくちゃならない事になっちゃってるみたいです・・・。

実は一般的に、「〜べからず」の多い人・・・つまり自分に厳しく、自分にたくさんの
ルールを決めてしまっているかたは、幼少期に他の子供のごとく甘えたり、
子供らしい振る舞いを許されずに育ったかたの場合がほとんどです。

あまり自覚はないかも知れないですが、Sさんご自身、実感されている何倍も、
いえ何十倍も我慢ばかりしなきゃならない、きつい幼少期だったのではなかっただろうか、
と思わせられました。
上司のかたとのやりとり、読ませて頂いて涙が出そうになりました。

(けれどもSさんのようなタイプのかたは、決して悪いことばかりではないのです。
その分いい事もあって、たとえば責任感が強く仕事が出来たり、マナーもキッチリされて
おられたりするはずです。
なので、同世代の他のかたよりもずっと周囲から信頼を得ておられるはずなのです。
これは前回メールをご紹介したKさんも同様かと思います。)

よく頑張ってこられたSさん、ホントにここいらで今以上にラクになって欲しいな・・・と
思わずにはいられません。

で、ラクになるためのヒントなのですが・・・。
Sさん、『誰か、嫌っている人がいませんか?』という事です。
(このお話に登場した上司以外にも、です。)

私達って、大嫌いな人(あるいは嫉妬するほどうらやましく思う人)がいると、
「絶対にあの人といっしょくたの扱いをされたくない!」と思うものだと思いませんか?
すると、『あの人と真逆の自分』になるしかないのです。

おそらくSさんが大嫌いなその人は、自己中心的で他の人の空気が読めなかったり
無神経だったりするのかも知れません。
あるいは、やりたい事を思いっきりのびのびとやって、しかも周囲から好かれているかた
なのかも知れません。
(要は、我慢しまくるタイプのSさんとは正反対のかたです!)

・・・その誰かを嫌っている限り、Sさんは「あの人と同じになるぐらいなら、これからも
我慢をしつづけるしかない」というところにハマってしまうはず。
すると、どんな場面でもいつも「我慢」を選んでしまうのです。
いえ・・・「我慢しか選べない」「選ぶしかない」というのが正解かもしれないです。

Sさんのようなパターンをお持ちのかたへ。まずここに気付くのが、この問題を解決するための
糸口になります。
長年苦しんでこられたはずですから、ぜひあなたにもラクになって頂きたいな。
そう思わずには居られません。

そのために、今だけ少しご自身が目を背けていたい心のダークな部分を覗く、という作業をしてみて下さい。
これはつらい作業になっちゃうかも知れないですけれど、やる価値アリ、です。
そして、『自分の幸せな未来のために』、嫌いなあの人を理解する事こそが、
トンネル脱出の鍵になります。

(Sさん、そして当てはまるあなた。心の底から応援していますよ〜!!!)
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もう一人、いつも仲良くして頂いている友人男性からのステキなメールをご紹介させて下さいナ♪

(Nさん♪)
「耀子さん、Nです、こんにちは^^
最新のページ読ませていただきました。

いつも面白いですが今回は個人的にも思い当たることがいろいろありました。

もともと私はお店とかにすごく偉そうにする人間だったのです。
少し何かあればクレームをつけてました。
今思えば、誰かのちょっとしたしぐさで「自分はバカにされている」と思い込んで過剰に
反応していたんだと思います。

今日はたまたまお昼にSさんと会ってました。
で、2人で話しながら歩いてたんですが、私が彼の方を向いて話してて前方不注意で、
サラリーマンの方とドン!とぶつかったんですね。
それも、私の右胸にひじが突き出されるような形で前向きに当たったんです。
ひじって一種の凶器ですよね。Sさんが「だいじょうぶですか!」と声をかけたくらいでした。

普通だったら、そのサラリーマンの人はぶつかったことに すみませんとか大丈夫とか
言うんでしょうが知らん顔してそのままスタスタ歩いていきました。
以前の私だったらつかみかかってたと思います。
けど、そのとき感じたのは、
「あー、この人はこういうことでプライドを保ってるんだな」と。
よけずにぶつけてそのまま歩いていってやった、勝った。みたいな(笑)
以前の自分がそういうところあったので。不思議とあんまり腹がたたなかったです。
それよりは、「これからの人生も、この人ツラいだろうな、ロクなことないだろうな」って思いました。

オフィス街という場所柄、結構そういう人多いですね…
なにか自分の人生を抑圧してるから当り散らすタイプの人(お勤めの人に多い)。
いろんな意味で勉強になります。

長々とすみません。
ちょうどタイムリーに感じるお話だったものですから。
今日も「辻さんと最近会いました?」なんて話題に出てたんですよ^^

相変わらずお忙しそうですが、体調どうぞ気をつけてくださいね。
次の号も楽しみにしてます。ではでは。」
(ここまで)

辻より:Nさん、本当に嬉しいメールをありがとうございました♪
いつも私を支えて下さっている心強いかたなんです。
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さてさて・・・。
我々は、劣等感(心理学用語では無価値感と言いますよネ)が強ければ強いほど、
自分に自信が持てない生き物なんですよね。
そして、いつも他人と自分とを比べてしまったり、「相手がOKなら自分はダメ?」
「相手が正しいなら自分が間違ってる?」という風に『正しさ』を基準に物事を
考えがちだと思いませんか?

以前の私も、今思えばバリバリの劣等感に覆われていました。
(何しろ順位をつけるなら、自分はこの地球上で59億番目だ、ぐらいに思っていましたもの(^_^;)。
それも本気で!!)

すると、ふとしたささいな事ですぐに「バカにされた?!」と思ってしまい・・・。
毎日、朝から晩寝るまでの間に何度「バカにされた?」
「今変な奴だと思われなかったかな?」「こんな私なんて・・・」
というような思いを感じていました。

ところが、自分に自信が持てるようになってくると、当然劣等感も薄らいでくるんですよネ。
そうすると、競争と落ち込みの世界から徐々に抜け出せるようになりました。(^o^)

ラクになる鍵は、『自分に自信を持つ』事以外に、もう一つあります。

それは、
『なぜ相手はああいう態度を取るのか?』
ここを思いやる事にあるのですネ。
だって、『相手を理解できた時に、私達はその人を もう許せている』のですから♪

ムリして「許そう、許そう」とするよりも、ムカついて「このヤロー!」と思うよりも、
そして「自分って他人からこんな風に扱われるタイプなんだ・・・」と諦めに近い
落ち込みを感じるよりも、相手を『理解しよう』とするほうが早くてラクなんですよネ。
──────────────────────────────
というわけで・・・。
今日は、カウンセラーとしての腕の磨きかたについて書いてみたいと思います。
(これは人間の器を広げるコツでもあるし、ご自身のストレスを激減させるコツでもあります♪
もっと大げさに言えば、悟りに至る道ともいえるかと思いますよん。)

たとえば、前回のお話の中に出てきた、Kさんに横柄な態度を取った男性客。
それから今回のお話に出てきたSさんの上司や、Nさんと道でぶつかって
謝りもしなかったサラリーマン男性。

彼らはなぜ、失礼な態度を取ったのでしょう。

(あなたは、なぜだと思いました・・・?)

・・・ともあれ、我々が誰かを見下したくなる時。
(または実際に見下しモードの時。)
どうやらそんな時には必ず、相手に対して『劣等感』か『嫉妬』のどちらかを感じているみたいなんですよネ。

いえ、逆に言えば我々は、何らかのきっかけにより『劣等感』か『嫉妬』を感じそうになると、
慌てて(それを感じなくて澄むように)相手をバカにするのです。
だって・・・それほどに『劣等感』や『嫉妬』って、自覚しちゃうと気分が悪いですもん。

という事は・・・。
もしもあなたが誰かを『批判めいた気持ちで卑下したくなった』なら、その時にあなたは、
相手の事に対して『劣等感』や『嫉妬』を感じています。
(あるいは、感じないように無自覚でいようとしています。)

そして一方、横柄で無礼な彼らの心の中にもおそらく、常日頃から劣等感がいっぱいあるのだと
もうお気づきかと思います。
何しろ劣等感の強い人だけが不必要に自分を強く見せたり、他人を卑下するものですから・・・。
(攻撃は最大の防御ナリ!「俺のほうが偉くて強いんだ!思い知れ!」という態度ですもんネ。)

(けれど、彼らがそうしなきゃいられない気持ち・・・分かると思いませんか。
ちなみに私は思いっきり分かりますよ〜(^_^;)。だって昔、私もお恥ずかしながら、
『強がりキャラ』だったですもん!(笑)。)

というわけで。
・・・誰もが劣等感を持っていて、人間である限りそれはゼロにはなりませんが、
その『劣等感』があるからこそ、他の人の弱さや自信のなさ、そこからくる様々な苦悩も見える・・・。
ここが見えるかどうか?見透かすことが出来るかどうか?
これこそが、指示型カウンセラーとしての大切な資質になってきます。
だからこの部分が見えだしたなら、「しめしめ」なのです。

Sさん、あなたに始末書を書かせて平気なその上司は ホント〜〜ッにムカつく人ですが、
生まれた時からああだったわけではないのと思いませんか・・・?

おそらくその上司が少年だった頃、マジメにやってもやってもそれが報われなかった体験が
あるはずです。ものすごい仕打ちを受けた体験が。
(しかもそれはおそらく一度ではなく、数え切れないほど何度も何度も、です。
打ちのめされるほどに、です。)

そしてその時に少年は、『正直者がバカを見るんだ』と思ったかもしれません。
そして打ちのめされながら、『誰も自分の誠実さを見てくれないのならもういい、
バカみたいにマジメでいることはもうやめる!』と泣きながら決意したかも知れません。

少年は、『正直に生きるべきではない』というルールを心の中で作ったのかもしれないですよネ・・・。
マジメにやる事があまりにもバカバカしく、マジメであるほど傷つく体験が多かったのかもしれません。
(今の職場でのSさんのようにネ。)

(※もちろんだからといって、私はこの上司の肩を持っているわけではありませんのでネ!
私は無論、KさんやSさんの味方であり応援者のつもりでこれを書いてます。
この上司のような態度では、この人を心から信頼してくれる人、損得抜きでまともに
接してくれる人などなかなか居ないでしょう。)

でもともかく、この上司の心の傷が見えなければ、指示型のカウンセリングは行えません。

そして、相手を理解しようとするうちに、大の大人であるそのかたの心の内側にある、
『ひどく傷ついて泣いている子供』が見えたり、『きかん気にわめきちらしている子供』が
徐々に見えてくるのです(^_^;)。
相手が隠し持っている部分が透けて見えてしまうんですよネ。

ここに思いを馳せる事ができたなら、そして『自分と相手とは似たような心の傷を持っている?』
というところにたどり着けたなら、もうその時点で私達は、このようなタイプの人の事を少し許せるの
です。(というか、許すしかなくなってしまうのです。)

(※ただし、許す=無罪、という意味ではないですよ?罪は罪ですのでネ。
でも『罪を憎んで人を憎まずの境地』というのか・・・。)

うまく説明するのが難しいのですが・・・。要は相手のためじゃなく、自分がその人から
開放されてラクになるために、許す事が必要なのです。
そして相手を理解できた分だけ、相手の『人格のみ』を許せるようになるのです。

そうこうしているうちに、徐々に嫌いな人・耐え切れない人が存在しなくなってきます。
(これに比例して、なんと自分自身の心の中にある劣等感さえも、薄らいできちゃうのですネ。)

我々が愛情を持って、思いやりの目で、まるで親が子供を眺めるようにして
相手を見る事が出来た時、我々の意識はまるで、キリストか仏のような状態になってます。

そして、
“人間は、生まれた時からひねくれていたわけじゃないのです。
生まれた時から嫌われ者でもなく、生まれた時から悪人でもない。
何かがあったからこそ、ああなるしかなかったのです。”

この視点から、自分の身の上に起こっている物事を検証してみた時、
開眼するような感覚が起こるのです。
相手の中に隠されている真実が垣間見えるのです。

そうすると、善悪や価値観の枠をとっぱらってニュートラルな視点から物事を見つめなおすことが出来ます。
その時初めて我々は、『相手の事が理解できる』ようです。

ホントの相手が見えるかどうか。
そのためのニュートラルな視点を持てるかどうか。

カウンセラーとして今以上に自分を高めるために、私も日々ここに取り組んでいます。

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 今日のまとめ
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「カウンセラーは、ムカつく人を理解できた分だけ一流に近づけます♪」
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               by; 辻 耀子 (ありのまま.com) 
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